2006年10月09日

谷川俊太郎編 「祝婚歌」

これはタイトルどおり、結婚を祝う詩を収めた詩集。
谷川俊太郎さんを始め、国内外合わせて27人の詩人が
それぞれの世界観で結婚をとらえている。

この中でも私が好きなのは、谷川俊太郎さんの「序詩」と、
吉野弘さんの「祝婚歌」。



「序詩」より

私はいる
あなたのかたわらに
いつまでも
あなたはいる
私のかたわらに     (後半より引用)



「祝婚歌」より

生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい    (後半より引用)



この本は、私の中学校時代の恩師である先生が結婚祝いに送ってくれた本なので、
思いいれもひとしおです^−^


祝婚歌

著者名:谷川俊太郎(編集)
出版社:書肆山田
出版年:1981.07
ISBN :4879950386

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2006年09月18日

高瀬真尚 「よい国」

私はとにかく旅行が好きなので、世界の国々の地理の違いや文化の違いにも興味がある。
そんな私の好奇心を軽くくすぐってくれたのが、この本です^−^


各国の変わった風習を少しずつ取り上げているので、とても軽い気持ちで読める。
葬式制度、結婚制度、裁判制度、法律からポルノ規制、ドラッグに至るまで、
項目ごとにまとめてあるのもGOOD!


特におもしろかったのは、結婚制度だった。
日本では夫婦別姓問題が取りざたされているが、外国ではけっこう別姓が進んでいる。
最初から「入籍」という制度がない国もあるし、
全く別の姓を作っても二人の姓をくっつけてもいいという国もある。
でもそこには昔から各国に存在する「家」「家族」という概念に大きく拠る部分があるので、
なかなか「外国の制度を取り入れよう」ともならないのかもしれない。


また、結婚後一定期間は「結婚猶予期間」がある国もあるらしい。
つまり、結婚して「やっぱり失敗した!」という場合、
一定期間の間なら(確か1,2ヶ月間だったと記憶している)離婚しても、
いわゆる「バツ1」にならないんだって。
戸籍に結婚したという形跡が残らないらしいんです。


ちょっとした制度の違いから、その国の風習や宗教、人生観などがうかがえる。
「常識」とは何か、とちょっと考えてしまう一冊。
それにしても、世界は広い!


よい国

著者名:高瀬真尚(著)
出版社:イースト・プレス
出版年:1996.04
ISBN :4872570731

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