買い揃えるにはちと高い(1800円)けど、
すぐにでも行ってみたくなるような写真がずらり。
文章と写真が半々くらいの構成なんだけど、
私はもっぱら写真を見るために手に取る。
このシリーズの中で今のところ一番のお気に入りが「フランドル美術紀行」!
フランドル地方とは、今で言えば、ベルギー中部から北部にかけて。
都市では、ベルギーの首都ブリュッセルを初め、
アントワープ、ゲント、ブルージュなどがこの地方に入る。
「フランダースの犬」を思い浮かべた人は大正解!
あの少年は、アントワープの教会で、
ルーベンスの絵に見守られて死んでいくんだよね。
あの地域です^−^
ここの地域がすっごい美しいのです(≧▽≦)
この地域の中世ヨーロッパ風チックな街並みが、この本にぎゅぎゅっと凝縮。
これだけステキな街をこれだけステキに撮れている写真が
こーんなに載ってるのは、圧巻です。
ところで、フランドルの美術といえば、
私にとってはルーベンス!
ルーベンスの絵画で埋め尽くされている教会がベルギーにあったりして、
ルーベンスファンにはたまらない地域なのです。
そのほか、ブリューゲル、ファン・ダイク、マグリットなど、
そうそうたる顔ぶれの画家たちの絵が紹介されています。
あ、ちなみに、あまり美術館内部の絵は多く載っていません^−^;;
写っていても、良くは撮れていないです。
美術館の外観はきれいに写ってるけど。
この本の中でよく撮れているのは、各都市の市庁舎。
日本の真四角い建物とは比べ物にならず。
築500年の市庁舎も珍しくなく、
重厚な雰囲気をもって、広場に面してどーんと立っている。
日本と決定的に違うところは、
石造建築がほとんであること。
地震が圧倒的に少なく、火事でも焼けないので、
昔の姿をそのままとどめている建物が多い。
そう考えると、奈良の法隆寺なんて、世界の奇跡ですよ・・・^−^;;
それと、市庁舎が街のシンボル的役割を果たしていること。
だから造りも凝っている。
ただのお役所ではないわけです。
やっぱりすごいぞヨーロッパ(≧▽≦)ノ
旅名人ブックスシリーズは世界各地のものがあるし、
図書館に置いてあるところが多いので、
興味のある地域の本をぜひ手にとって見てください^−^
フランドル美術紀行
著者名:谷克二(著)
武田和秀(写真)
旅名人編集部(編集)
出版社:日経BP社
出版年:2003.04
ISBN :4822222144

