それぞれ家庭にさまざまな事情を抱えていたが、普通の日常を過ごしていた。
その日常が、1人が発作的に夫を殺してから一転する。
その犯罪を隠そうと、死体解体を行って完全犯罪をもくろむ4人。
だが思わぬところで新しい人間が絡んでいき、
事態はどんどん予測のつかない方向へ進む・・・というお話。
いやー、おもしろかった^−^
何がおもしろいって、ラストがまったく読めなかった!
ラストが気になるとどんどんページは進む。
4人それぞれの性格があるけど、その性格が最後までぶれてないところもいい。
4人が抱える心の闇も、私たちに同感できるものばかり。
日常誰にでもある闇が、
こんなダークなことをやらかすまでになってしまうかと思うと、
空恐ろしくなる。
まあ、普通の主婦がここまでできるだろうか?という疑問は残るけど。
しかし桐野さんの作品は2つしか読んでないけど、両方に倒錯した世界が出てくる。
果たしてこの人の特徴なのかしらん・・・^−^;;
まあちょっと説明くさい表現には違和感を覚えなくはないけど、
とてもよくできたミステリーに仕上がってると思う。
映画化されているそうだけど、
どういう描写になってるのやら・・・どきどきぶるぶる
OUT 上
著者名:桐野夏生(著)
出版社:講談社
出版年:2002.06
ISBN :4062734478
OUT 下
著者名:桐野夏生(著)
出版社:講談社
出版年:2002.06
ISBN :4062734486

