とてもいい本なので紹介しちゃおう^−^
タイトル通り、古典『今昔物語』を現代語訳したもの。
でも話自体が庶民の話で堅苦しくないので、古典が苦手な人もすんなり読める。
『今昔物語』とは、平安期の庶民の説話みたいなものだ。
だから庶民の生活がユーモアも交えて書かれており、とても楽しい。
当時の農民といったら、もちろん生活するので精一杯。
江戸時代のような娯楽などもほとんどなかったのではないかなあ。
私達が歴史で学習する平安国風文化は貴族の文化であり、
庶民の生活とはかけ離れているしね。
唯一庶民が心のよりどころにしていたのは、
おそらく浄土の教えだったんじゃないかな。
仏教はどんどん広がりを見せ、とくに
「現世で良い行いをすると死後極楽浄土へ行ける」という浄土の教えは、
農民に急速に広がっていったそうだ。
今昔物語では、お上、地獄、罰などに恐れおののく姿、
普段の生活に喜怒哀楽豊かに感じ入る姿をコミカルに描いている。
今の時代でも十分楽しめる作品だと思う。
今昔物語ふぁんたじあ
著者名:杉本苑子(著)
出版社:講談社
出版年:1978.01
ISBN :4061314378
今昔物語ふぁんたじあ 続
著者名:杉本苑子(著)
出版社:講談社
出版年:1978.05
ISBN :4061314742
今昔物語ふぁんたじあ 続々
著者名:杉本苑子(著)
出版社:講談社
出版年:1980.04
ISBN :4061316249

