2006年09月16日

山本文緒 「ブラックティー」

短編集です^−^

各短編は、日常の些細な罪を軸に書かれている。
物を盗む女、元彼を裏切ってエリートと結婚した女、
彼氏の清潔じゃない部分が許せない女。
薄いのもあるけど、「次はどんな女性が出てくるんだろう?」とページをめくっている間に
あっという間に読み終えてしまった。


私の一番のお気に入りは、芸能人に恋して追っかけを始める母と、それを見つめる娘の話。
最後はほろりと来てしまった。
ちなみに母は夫を捨てて芸能人にほれ込んでしまった理由は
「握手で手を握られたから。」
人って、温かい肌の感触だけで心があったかくなるんだよね〜。

韓流ブームはまだまだ続きそうだけど、
はまっている奥様の中にはこういう心境の人もいるのかな・・・と考えると、
また違った見方でブームを捉えられそう。

ブラック・ティー

著者名:山本文緒(著)
出版社:角川書店
出版年:1997.12
ISBN :4041970040

posted by izura at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 作者−や行
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