高校生のときに一度読んだんだけど、
朗読ボランティアの読み聞かせに使う短編を探していたときに、
ふと思い出してもう一度読んでみた。
すべての話は、「ノックの音がした。」という一文から始まる。
ノックの音がして入ってくるのは、泥棒、妻、逃亡者、ガールフレンドなどさまざま。
だいたいは非日常的な話なのだが、設定はひとつひとつ違っていて、それぞれ楽しめた。
そういえば、最近「ノック」をして入る家って少なくなったよね^−^
うちはインターホンがついてないので、ドア越しに来客を確かめるんだけど。
セキュリティがしっかりしている家では、夜自動的にライトがついたり、
カメラがついて来客の姿を確認することもできる。
確かに今は何か犯罪に巻き込まれる恐れから、安全な家のほうが安心して暮らせる。
でも、プライバシーがなかった頃、
つまりドアをがらっと開けて「こんにちはー!お邪魔するよー!」と
気軽に家に遊びに行けるような雰囲気がやたらとうらやましく感じる。
まだ田舎のほうにはこんな雰囲気が残っているのかな。
・・・・なんか乾いていて寂しい世界だよね、日本の都会って。
ノックの音が
著者名:星新一(著)
出版社:新潮社
出版年:1985.09
ISBN :4101098336


星新一さんの1番のお薦めは・・・難しいですね。
本1冊中にたくさん入っているので、好きなのもあれば、それほどでもないのもあります。
でも、私が好きなのはやはり1番始めに読んだ「ボッコちゃん」かもしれません。『おーい ででこーい』がとても印象に残っています。
次が「ようこそ地球さん」(共に新潮文庫です)。やはり初期の作品ですが、その中でも「処刑」と「殉教」が好きです。タイトルは忘れていたので、書き込むにあたり確認したらこんな重いタイトルでした。おかげで覚えました。
その他にも、たくさんありますが、タイトルを覚えていないのがほとんどです。また、読み直しをしたいと思います。
あ、お父さんの事を書いた「官吏は強し、人民は弱し」もお薦めです。
コメントありがとうございます^−^
まずは「ボッコちゃん」ですね!
今度図書館で探してみます。ありがとう!