その省吾の様子が最近おかしいなと感じていた頃、
省吾の中学校で殺人事件が起きる。
殺人のナゾと省吾の関与を解明しようと決意した矢先に第二、第三の事件が。
息子の名誉回復をかけて、「父親失格」だった近内が事件の解明に乗り出す。
あっという間に読んでしまいました。
ミステリーとしては王道を行くような展開なんだけど、
まったく飽きさせないスピードと新たな展開のテンポ。
素晴らしくよくできたミステリーだと思います。
なぜ殺人が起きたのか?
なぜ級友たちは口をつぐんでいるのか?
チョコレートゲームとは何か?
1つのナゾが解ければ新たなナゾが出てきて・・・と
犯人がわかった後もなお、新たなナゾが飛び出てきておもしろい!
今まで息子に構っていなかった父親が、
突如全身にアザを作り、あからさまに父親に反抗し、
挙句の果てに無断外泊をするようになった息子の変化にとまどいます。
そして自分の慢心からきた息子への態度が取り返しのない事態になってしまう。
そんな自分への痛烈な反省が
事件を解く強い意思に変わっていくんだよね。
その父親としての責任感が最後まで崩れていないところに
この話のもう1つの魅力があると思います。
トリックで魅せるというよりは、
家族愛で魅せるミステリーかな。
愛する息子を最後まで信じた先に待ってるもの。
ラストの犯人と対峙する近内の姿に感じ入りました。
犯人も手段こそ違ったけど、「家族愛」の末の犯行だったんだよね。
ところで岡嶋二人って、本当に「二人」の作家さんなんですねー。
全然知らなかった。
藤子不二雄と同じだね^−^
しかももう解散して、別々の作家活動をなさっているとか。
もっと読みたいな〜。
チョコレートゲーム
著者名:岡嶋二人(著)
出版社:講談社
出版年:1988.07
ISBN :4061842412


トラバ、ありがとうございます。
岡嶋二人、管理者様のメインブログを見て
プロフを見る限り、リアルタイムでは
なさそうですが(笑
多種多様な文章を読まれているようで・・・
ジャンル問わずの活字中毒ですか?
私もそれに近いのですが、仕事もそっち方面
なので、少しは自重すべきだろうなと
思いつつ離れられません(苦笑。
今後もよろしくお願いします。
コメントありがとうございます^−^
えーと、私は活字中毒「なりすまし」です(笑)
メインブログもご訪問ありがとうございます。
基本的に読み終わった本を紹介してるんですけど、
時々昔に読んだ本を思い出して書いてもいます。
今後ともよろしくお願いします。