2007年09月16日

ダレン・シャン 「ダレン・シャン」

いやー、おもしろかったですよ〜

サーカスを見に行くまでの興奮や期待、
サーカスショーを見たときの驚きと好奇心と恐怖と尊敬。
さまざまな感情が主人公である子どもの視線で描かれていて、
場面ごとにコロコロ変わっていくのがおもしろかった。


そして途中から思わぬ展開になっていく。
この主人公は優しいところもるけどずるいところや計算高いところもあって、
共感できたりできなかったりするんだけど、
だからこそリアリティもあるのかなあと思う。

ジャンルはファンタジーなんだろうけど
ともすると実際に起こってもおかしくないような気にもなる。
たぶん現実の世界を子どもの気持ちからしっかり書かれているから、
現実生活に忍び寄るファンタジー部分との境目がわからなくなってくるのかな・・・


ダレン・シャン

著者名:DarrenShan(著)
橋本恵(訳)
出版社:小学館
出版年:2001.06
ISBN :9784092903012

posted by izura at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 作者−外国

赤川次郎 「死者の学園祭」

ストーリー自体は学園に盗品オークションを絡めてきたり、
黒幕が意外な人物だったり、とそれなりにおもしろいんだけど
(私はオチを知っていたのでなんとも言えませんが)
まずギャップを感じたのがやはり時代背景。

だって30年前の作品だもんね。
携帯もないから家の電話だし、したがってよくすれ違いも起こる。



そして何より違いを感じたのは、登場する女子高生の言葉遣い!

「何やってるのかしら?」
「もっと近くに行ってみましょうよ」


これが昭和52年当時の女子高生の会話です^−^

この原作を読んだのは初めてだったけど、
高校で大人気の先生が女子高生と「清らかな交際」をしていたり
大学生と高校生が婚約しちゃったり
学校がとんでもない目的で設立されたことがわかったり、
となんとも突っ込みどころ満載でした。

これを当時何の違和感もなく読んでたのか・・・。
時代の流れは大きいものですね〜


死者の学園祭

著者名:赤川次郎(著)
出版社:角川書店
出版年:1983.01
ISBN :9784041497104

posted by izura at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 作者−あ行